コーナリングセミナー

WALKRIDEの企画

「ロードレーサーで華麗に曲がる!」セミナー4

初級編・ロードレーサーの声を聞いてみよう!

に参加してきました。

今朝は5時に起床し、6時過ぎに自宅を出発。

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早く着き過ぎても困るので、途中の鮎沢パーキングエリアに立ち寄りました。

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快晴!

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富士山もくっきり見えます。

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豚汁定食を頂きました。

最近は高速の途中で食べる場合は豚汁定食に決めています。

安くて、早くて、ハズレなし!☆☆~

これに納豆が付いてくれば言うことなし。

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7時50分、会場である湘南シーサイドGP(大磯ロングビーチ第3駐車場)に到着。

参加人数は10数名ほど、親子で参加されている方もいました。

まずは、自転車に乗るためには手関節、肩甲骨、股関節、足関節が柔らかくないといけない。

準備体操を5分ほど行いました。

そしてタイヤの接地感を体感しやすくするため

タイヤの空気圧を抜いて4~5気圧に下げました。

ちなみに僕は普段は7気圧に設定しています。

☆ロードバイクの動きを妨げないように、リラックスして乗ること。

☆力がかかる場所はハンドル、サドル、ペダルの3点。

☆ハンドルはそっと触れる程度、ハンドルに力がかかるとバイクは不安定になる。

実際の内容は、まずはパイロンを使用。

(1)まずはサドルののらずにベダルの上で立ってまっすく走る(ベダルは3時、9時)。

(2)(1)の状態で前後に身体を振ってみる。

肘を曲げて前方にのりだす極端な前傾姿勢、サドルの後ろに身体を下げる後傾姿勢。

(3)(1)の状態でバイクは真っすぐのまま、体幹を左右に振ってみる。

(4)(1)の状態でサドルより少し前でガニ股になり、股の間でバイクの方を左右に振ってみる。

(5)(1)の状態でスラローム。テンポよく、大きくバイクを振って、タイヤの側面も利用して。

(6)(1)の状態で8の字走行。

(7)カーブ側の足を曲げて(反対側の足は延ばして)8の字走行。

(8)(1)の状態で進入し、サドルの後方へ身体を下げて、踵は上へ向いて踏ん張ってブレーキング。

坂道で推奨されるブレーキングです。

☆コーナリングの際の外足荷重は都市伝説。やってみればわかるが、コーナー側に傾けたバイクが

外足荷重がかかるとロートバイクは起き上がろうとする。

コーナー側のペダルが地面に擦らないようにした際に、外足が伸びるだけで荷重するためではない。

可能であればペダルは平行(3時、9時)の方が調整が効く。

次に、ゴーカート場のコーナーを

(9)(1)の状態でコーナーリング。この際、視線はコーナー、コーナー先と常に先に視線を向ける。

(10)外足荷重をあえてやってみて、バイクが起き上がることを体感する。

(11)ペダルが平行(3時、9時)の状態で両足をペダルから離してコーナリング。

(12)逆回りで同じことをやってみる。

そのあとは、各自、ゴーカートのコースを今日、習ったことを試しながら自由走行。

充実した2時間でした。

ブレーキングについて須田コーチに質問してみました。

まずはコーナーに入る前に、自分が曲がれるスピードまで減速しておくことが大原則。

オーバースピードで入ってしまった場合でも、前ブレーキは使用してはいけない

前ブレーキを使用し、ハンドルが切れた状態で前輪がストップすると、

ロードバイクの本体は前に進もうとする力で進み、前輪がグシャと内側に切れ込んで転倒する。

もしくはこれを防ごうとハンドルを外側に切ると、アウト側に膨らんでコーナーアウトする。

アウト側に膨らむと集団走行の場合に他人を巻き込む落車につながる。

オーバースピードでコーナーに入ってしまった場合、使用しても良いのは後ろブレーキのみ。

これも止めるブレーキングではなく、当て効きで減速するようなブレーキング。

ちなみに外足荷重で、止める後ろブレーキングを行うと後輪がズルズル外側に滑って行く。

峠の坂道のコーナーでは、オーバースピードになりやすいので注意が必要。

コーナー前のストレートで前ブレーキも使って十分に減速しておく。

下りで、前方荷重になるとハンドルに力がかかって腕の力、握力が落ちてしまう。

下りでは、しっかりと後方荷重になるようにする。

よく、見た目が良いからと、サドルをあげて、ハンドルを下げている人がいるが

色々なシチュエーションを走りきれる設定になっているかどうか?

よくよく考えてみてほしい。

平地だけならいいかもしれないが、アップダウンがあるとその、設定では前方荷重になって

ロードバイクは安定しない。

ハンドルに荷重がかかるとロードバイクは不安定になる。☆☆☆~

 

実際、須田コーチのハンドルは高く、サドルも低いようにみえました。

 

下りのコーナーリングを上手くなりたいと、峠の下りの練習ばかりする人がいるが

うまくなるわけがない、うまくいかなくて最悪、転倒して、恐怖心が出て

バイクに乗るのが怖くなって・・・。

今回の基本的な重心の位置、ロードバイクの動きを体感することが先決で

スラロームや8の字走行など、ゆっくりしたスピードでできない人が

峠の下りの速いスピードでできるわけがない。☆☆☆~

 

眼から鱗の須田コーチの言葉でした。

 

須田コーチに

「コーナーリングセミナーで中級編、上級編というのはあるのですか?」

 

須田コーチ曰く

「この初級編ができれば、コーナリングの基本動作は含まれているので・・・。」

「それ以上というと、曲芸的なものになってしまいますね~。」

 

そういうと、なんと須田コーチ、ハンドルの上に後ろ向きに座って、バイクをこぎ始め

後ろに目がついているんじゃないかという、鮮やかな動きで受講生の回りを走行。

その後もジャックナイフなどを披露してくれました。

 

須田コーチ凄い。

パーソナルトレーニングを受けてみたいです。


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