天つ空見よ 日月も星も

先日、息子が高校に合格した。

そして、入学前にもかからわず校歌を練習しはじめた。

この地域では、応援団が新入生に対して

校歌を指導するという伝統があるらしいのだ。

僕の母校では、そういったイベントはなかったが

30年以上前に卒業した母校の校歌は、鮮明に覚えている。

 

天つ空見よ 日月も星も
其時違えず その道めぐる
我等も各々 力行やまず
本務を尽して 天意にそはん

世々の跡見よ いづれの国も
つとめておこり おごりて亡ぶ
我等も互に 荒怠いさめ
至誠を致して 国運たすけん

(1912年 多間力蔵 作詞)

 

妻の前で歌ってみせたら、

「その年代に作られた歌詞にしては、新旧混在したわかりやすい内容で面白い。」

とのこと。

というのは、息子の高校の校歌は

何と5番まであって、歌詞も超難解で覚えづらいのだ。

 

今もこの地に残る応援団が主導するイベント(洗礼?)は

楽しめる人と、引いてしまう人に分かれそうだ。

いずれにしても、若き日の青春の一ページとして心に刻まれるだろう。

 

僕が母校の校歌を覚えていたように。


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