大磯クリテリウム2014-2015第1戦
2014/11/30
本日、大磯クリテリウム2014-2015第1戦に参戦してきました。
不思議と緊張はしていませんでした。
高速のパーキングエリアに立ち寄り、トイレ休憩。
紅葉が綺麗ですね。
会場は大磯ロングビーチ駐車場。
海沿いに位置します。海風がきついです。
また前日の雨の影響で路面が濡れていて滑りやすい状況でした。
ここがスタート、ゴール地点になります。
1周0.9kmのコースを周回して競います。
コース場にある受付でゼッケンとセンサーチップを受け取り
駐車場で愛車(RNC7)の準備をして
コースを試走してみました。
小田原側のコーナーがタイトでどれぐらいの進入スピードで行けばよいか?
非常に不安でした。まだ路面が濡れているので滑るし・・・。
僕が参加したのはピュアビギナークラス
今回の達成目標は、以下の3点
(1)事故を起こさないこと・・・落車しないこと。落車に巻き込まれないこと。
(2)年なので心臓発作が起こらないぐらいのペースを維持すること。
心拍数160台で1時間以上走れるだけの心肺機能はありますが
心拍数180台を続ける自信はありません。
(3)できれば周回遅れにならずにレースを完走すること。
このクラスの参加人数は50人と多かったので、中途半端な位置にいると事故りそうだったので
一番後ろの位置取りで行くことにしました。
5周回まではペーサーがつくので付いていけました。
このペーサーさん、ストレートでは40Km /hオーバーのスピードです。
集団内にいれば、このスピードでも付いていけます。
6周回目からはペーサーが離れて、真のレーススタートとなります。
一気に集団のスピードが上がり、後方についていた僕は千切れてしまいました。
一度、本集団から離脱すると、よほどの脚力がないかぎり、晩回することは困難です。
どんどん引き離されていつのまにか一人旅、これは結構きつい。
海風をモロに受けるし・・・、観客の視線も痛いし・・・、肉体的にも精神的にもきつい。
そんなこんなで一人旅していたら、集団から千切れてきた4人ぐらいの集団に追いついて合流。
この後は精神的なきつさはなくなったが、4人で先頭交代して回すだけのスキルもなく
スピードは単独走行と変わらない非効率さでした。
なんとか頑張って、周回遅れにはならずに、ゴールすることができました。
気がついてみれば本日の目標を全て達成できていました。
冗談でもなんでもなく、怪我をせずに生還することが目標の一つでした。
会場にはいくつかの出店もありました。
大磯メンチカツ。120円なり。
レース後の安堵感もあり、非常に美味しかったです。
この後のレースをしばらく見学しましたが
ビギナークラスにしてもレベルが高すぎる。
ピュアビギナーにしてもビギナーにしても
ビギナーなんて一人もいないでしょう。
落車もあり、コース場に救急車も来ていました。
今回、僕は、現在の自分の実力でとれるだけの安全マージンを確保して走行しました。
だから、想定していたほどの危なさは感じませんでした。
しかし、これが優勝や入賞を狙おうという人達は違ってくるのでしょう。
やはり、クリテリウムは危険な競技です。
帰りの道、海沿いをドライブしながら
「生きている」ことを久しぶりに意識しました。
僕が帰宅した後、さらに残念なことがありました。
ミドルクラスのレースで落車があり、大惨事になったようです。
一人、意識不明の重症でドクターヘリで搬送され、その後のレースは中止になったようです。
命に別条なければ良いのですが・・・。