西遊記~はじまりのはじまり~

沼津BiViのシネコンで「西遊記~はじまりのはじまり~」をみてきた。

僕の世代で西遊記といえば、TVで放映されていた連続ドラマだ。

孫悟空が堺正章、三蔵法師が夏目雅子、沙悟浄が岸部シロー、猪八戒が西田敏行

そして音楽はゴダイゴ。

振り返ってみると、ものすごいメンバーだ。

今回の映画は中国制作であったので、西遊記をどのように解釈するのか楽しみだった。

ひとことでいうとトンデモナイ映画だった。

前列の家族連れのなかには小学校低学年の女の子もいたので心配になった。

トラウマにならなければいいが・・・。

この映画、映倫ではPG12指定である。

小学生は観てもいいが、助言、指導が必要というものである。

このPG12というのは曲者だ。小学生でも見られるものと保護者は考えると思う。

小学生でも1年生と6年生は全然違う。

親が前もって映画を観ることができないため、判断も難しいと思う。

要はかなり、残酷な映像表現があったということだ。

今月末に公開される寄生獣にどのような映倫区分がつくかは世間が注目しているところである。

息子に感想を聞いてみた。

僕:「今日の映画はどうだった。」

息子:「思っていたより格闘シーンがあったね。」

僕:「怖くなかった?」

息子:「Hunter HunterやJoJoの方が怖いよ。」

僕:「面白かった?」

息子:「面白かったけど、一言でいうと、とんでもない映画だね。」

親が思っているよりも、子供は成長しているものだ。

そう、良い意味でも悪い意味でもトンデモナイ映画だった。

終盤は僕の心の琴線に響くものがあった。

いろいろ書いたが、続編が出たら、僕は観に行くと思う。☆☆~

 

ラストに昔の日本の有名ドラマの音楽がそのまんま使用されていたことにはビックリした。

パクリではなく、エンドロールにもちゃんと記載があった。

チャウ・シンチー監督の日本のドラマへのオマージュか?

 


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